3月24日は世界結核デーです。WHOは毎年この日を結核に対する社会の認識を高める日と定めています。
http://www.stoptb.org/news/stories/2017/ns17_022.asp
http://www.jatahq.org/outline/kekkaku_day.html
モクサアフリカは原志免太郎先生のお灸の研究をもとに発足したイギリスのチャリティ団体です。
日本では結核といえばあまり身近に感じない病気かもしれませんが、世界ではいまだに三分の一の人口が結核に感染しているということです。
お灸をすることでは結核の根治にはなりません。ただ、お灸をすることにより、自身の免疫が上がれば、結核に感染していても発症することを防いだりすることが可能であり、また薬の副作用を軽減できたりするのではないでしょうか。
モクサアフリカはウガンダでRCTの研究を行ってきました。これは、原先生が先に示した結果と似ているものでした。https://www.moxafrica.org/copy-of-uganda-project-1
私もモクサアフリカの活動を知るまでは、結核は身近なものではありませんでした。ただ、勉強をして行くに従い、どうしてここまで広がってしまっているのだろうかと思わされる感染症です。ただ、悲観してばかりもいられないので、私たちはできることから始めるというところからスタートしました。
ウガンダで始まったお灸はその後南アフリカにまでひろがり、そこから研究へ発展していきました。
モクサアフリカは昨年2017年に10周年を迎えましたが、これは、非常に長く、紆余曲折の道のりでした。今は、日本にもたくさんのサポーターがいます。海外の学会でもモクサアフリカの活動がようやく知られてきました。ここまでこれたのは、ファウンダーのマーリンの情熱があったおかげです。
私たちは変わらず少人数で仕事を分担しています。一人一人が大切な役割をしています。
まだまだ、足りないことばかり!日々学んでいますが、叱咤激励のもと、モクサアフリカ本部・モクサアフリカジャパン一同、これからも地道に進んで行こうとおもっています。
結核で苦しんだ祖先、祖父母の時代、いまだに感染に苦しんでいる方々を忘れずに、お灸の普及に尽力していきたいと思います。
どうか、3月24日、世界結核デーを拡散することにより、いまだに結核には多くの支持、援助が必要であることを認識してください。
当日は世界各地の場所が結核のawarenessを高めるために赤い色に染まる予定です。イギリスはバーミンガムのチャーチが色を変えます。色を変える街のリストはこちらから。
http://www.stoptb.org/news/stories/2017/ns17_022.asp